◇ 標準化事業解説<4> 基幹施設における6ヶ月毎月測定の月間精度
平成19年7月から12月までの6ヶ月間に、毎月1日を目安にプール血清2種類(S-35、S-37)と管理血清1種類(AALTO)の2重測定を行い、それら集計値から基幹施設の月間精度を解析した結果を報告書にまとめ全都道府県に配布しました。以下の項目について解説する。
1.標準化推進役の基幹施設における長期的・広域的信頼性
2.施設内精度の評価
3.施設間精度の評価
4.20日間測定と月間測定での精度の比較
5.プール血清2濃度のツインプロット図での分布の比較
6.全体として概ね良好な精度であるが、同時に課題も残されている
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◇ 「医療の質・安全学会」開催される
今年で3回目を迎えたこの学術集会は、医療安全が大きな課題として認識されるようになって10年目を迎えることになり、この間、医療法の改正、医療安全管理者の配置、地域における医療安全センターの設置など、様々な医療安全確保に向けた仕組みが整えられてきた。この学術集会では医療の質と安全確保に関わる様々な分野からの“知”を集めシンポジウム、教育講演、ワークショップ、ミニコースが企画された。
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◇ エイズ予防啓発キャンペーン 8地区終了
● AIDS予防啓発 キャンペーン in 北海道
11月30日(日)小雪舞う札幌駅前において「AIDS予防啓発キャンペーン」を行いました。実施に向けて全国他県のように白衣着用などの意見もありましたが、日中の最高気温が4~5℃ではとても無理ということで、第57回学会用に作製したスタッフジャンパーを生きのいい若者に着用させ、年寄りはしっかり厚着をすることで意見の一致をみました。
● 日臨技エイズ予防啓蒙の活動をして in 岩手
11月29日土曜日、岩手は日中でも5~6℃の寒風吹き荒ぶ日でした。そんな中、当地で初めてのエイズ予防啓蒙活動を行ないました。盛岡駅前の街頭でエイズキャンペーンセットを配布しながら啓蒙活動を行ないました。エイズキャンペーンセットとは日臨技作製のエイズ撲滅パンフレットとポケットティシュにドーナツ2個を特製の布袋に入れた配布グッズです。
● エイズ撲滅啓発 キャンペーンに参加して in 埼玉
普段、街頭でビラやティシュを配っているのを見かけるが、やってみたら大変難しいことがわかった。はじめは、なかなか受け取ってもらえず、マッチ売りの少女のような切なさを感じた。配布していると、「 何を配っているの?」と関心を寄せてくる方、「 私もエイズ撲滅キャンペーンの活動をしています。頑張って下さい。」 と応援して下さる方、立ち止まって熱心に説明を聞いて下さる方もおり、大変励みになりました。
●「エイズ予防啓発活動」 in 石川
配布活動では「エイズ予防啓発キャンペーンを行っています」と言って渡す場合に比べ、「臨床検査技師会です」と言って渡す場合のほうが受け取る人が多い傾向があり、「エイズ」という言葉に対する抵抗感が潜在することを感じた。
● エイズ予防啓発 キャンペーン in 和歌山
和臨技では、10年前よりタイ国で実施してきたHIV/AIDS感染予防対策海外研修事業を発展させ、技師会での学術勉強会、中・高校への出前授業や、VCTへの参加、住民を対象にした公開講演会を開催してきた。今回、12月1日の世界エイズデーに会わせ、和歌山県が実施するエイズデーイベントとジョイントし街頭における啓発ビラ配りと公開講演会を開催した。
● 世界エイズディー レッドリボン キャンペーン in 広島
大掛かりなステージを設置し、ダンスや歌、さらに野球の広島カープの選手と一緒にエイズの感染予防啓発運動を行いました。ステージの周りや地上では先週同様啓発品の配布を行い、さら広島市民病院でHIVの迅速検査を行いました。
● 爽やか健康ライフトーク&エイズ撲滅 キャンペーン in 福岡
臨床検査技師の業務をアピールするブースは予想どおり大盛況で、スタッフ一同始終笑顔あふれる一日となりました。当日は北九州市もエイズ撲滅キャンペーンを行っており、急遽、向かい側にある西日本総合展示場のイベント会場でも当会のパンフレットを配布しました。
● 取り組んで良かったエイズ撲滅啓発 キャンペーン in 高知
それは『高知県臨床検査技師会』の旗の下、休憩中の出来事である。20歳過ぎの男性が荷物のそばに来てなにやら話したそうな感じでした。「何かごようですか」と尋ねると、一瞬沈黙があった。それから「あの・・エイズ検査はどこに行けばやってもらえますか」と返事が返ってきた。エイズ撲滅啓発キャンペーンでの一幕である。
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◇ 日本看護協会・・・基本理念と公益法人改革案で意見募集
公益法人制度改革関連法施行に伴い、新制度に合った法人の基本理念を策定するのを目的として、意見募集を開始した。同協会は、来年の総会(5月)にて基本構想(理念・役員構成等)を提示し、定款改正を決議したうえで2010年度に公益社団法人を目指すとしている。
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◇ 医師不足、看護師不足で動き活発化
日本病院会が行った実態調査により「医師の支援業務として関係職種が行っている業務」の内容が明らかになった。それによると、もっとも多い支援が医療機器管理で96.2%、次いで薬剤管理が94.9%、静脈注射92.4%、療養生活管理87.3%と続く。診療録作成、処方箋作成、主治医意見書作成、診断書作成は、それぞれ31.6%、32.9%、51.9%、58.2%と、厚労省が計画した支援業務と相反する結果となっている。
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◇ 研修医が違法バイト
平成16年度から“臨床研修制度”が開始されている。これは、医師の免許取得後に幅広い知識や診療方法の学習を義務付けたものだ。この対象者が4年間で、研修先以外で違法アルバイトをしていた者が278人いたことが調査の結果明らかになった。
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◇ 器具使いまわしで院内感染
心臓カテーテル検査において検査器具を使いまわしして患者5人をC型肝炎に感染させたとして、関係者を書類送検した。医師の他、臨床工学士と診療放射線技師の2名。
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◇ 医療事故情報等事業 第15回報告書
この報告は平成20年7月から9月の事例をまとめたもので、事故の概要は376件にのぼっている。うち、検査に関連するものは21例、医療機器に関するものは30例、輸血関連は0件となっている。その他としては、薬剤16例、治療処置83例、療養上の世話173例、その他49例であった。
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◇ 無資格で眼底検査
宮崎日日新聞によると、宮崎大学医学部附属病院で一般職員(男性)が、無資格で“眼底検査”を行っていたことが判明した。4年前から外来患者を中心にして多い日は1日50人程度を検査していた模様。これは医師法違反(無資格医業)にあたる可能性もあるとしている。
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◇ 医師不足、看護師不足で動き活発化
日本病院会が行った実態調査により「医師の支援業務として関係職種が行っている業務」の内容が明らかになった。それによると、もっとも多い支援が医療機器管理で96.2%、次いで薬剤管理が94.9%、静脈注射92.4%、療養生活管理87.3%と続く。
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